まだ暑い日が続いていますが、食欲だけは秋らしくなってきました。
どうも、はるひまパパです。
今朝、とてもビッグなニュースが飛び込んできました。
『中日・立浪監督、退任へ』
プロ野球「中日ドラゴンズ」の立浪監督が18日、成績不振の責任を取って今季限りで退任する意向を表明したそうです。
ビッグなニュースとは言っても3年契約の最終年であることは知っていましたし、これまでの成績を踏まえるとある程度は予測していましたが、いざ現実になってしまうと寂しいものです。
就任から2年連続で最下位に沈み、3年契約最終年の今季も低迷が続き、18日の阪神戦に敗戦したことでヤクルトと入れ替わり最下位に転落しました。
2年連続最下位は球団史上初、もし今年も最下位となれば3年連続となりもちろん球団史上初になります。
以前の記事でも触れましたが、私は物心ついた頃から中日ドラゴンズファンです。
(完全に父親の刷り込みの影響です笑)
社会人になってからはテレビ中継や現地観戦はなかなかできていませんが、ネットニュースなどで日々の結果は確認しますし、ドラフトの時は新人選手は育成選手も含めてチェックしています。
この数年間は中日ファンにとって厳しいシーズンの連続でした。
実はこの10年Aクラス(1-3位)入りは2020年だけ、しかもその2020年はコロナにより短縮されクライマックスシリーズもない異例のシーズンでした。
その前のAクラス入りはいつかというと2012年まで遡らなければなりません…。
こう改めて振り返ると、思った以上に厳しい歳月を過ごしてきました…涙
私たちやそれより上の世代の中日ファンは、2000年前後の星野仙一(故)監督時代や2004-2011年の落合監督時代の”黄金時代"を知っているのでより一層もどかしい思いがあります。
最近の中日の選手を見ていると、投手陣は相変わらず充実していますし、野手陣も岡林や石川、細川、村松、田中など期待の持てる若手は多くいます。
ではなぜここまで勝てないのか…?
それは私にはわかりません笑
ただ近年のチームについて私なりに考えてみると、
①スタメンを固定しきれていない
②首脳陣と選手のコミュニケーションが潤滑にできていない
などでしょうか。
①
今の中日の特に野手陣は若手が多いです。若手を積極的に起用し上述したような選手達が育ってきていることは立浪監督はじめ首脳陣の功績だと思います。
ただその中で少し打てなくなったりミスがあると、翌日の試合にはスタメンを外されたりすることも多く見受けられました。
もちろんプロは厳しい世界ですし、複数の選手を競争させることで成長を促すという面はあると思います。
それにプロに入るような選手達ですから技術はもちろん、強靭なメンタルの持ち主でもあると思います。
ただそこに②の影響も相まって若手がのびのびできず萎縮してしまっているように見えるのも事実です。
”今日打てなかったら明日には2軍に落とされるかも"というプレッシャーが選手にとって良い方向に働くとは考えにくいです。
特に最近はプロ野球全体に言えることですがスタメンが日替わりのチームが多いように思います。
阪神タイガースや福岡ソフトバンクホークスは基本固定スタメンで成績も安定しています。
(まあそれだけ戦力が整っているということでもあるとは思いますが…笑)
スタメン全員を固定とはもちろん言いませんが、数年後のレギュラーを育てるために、成績が良くても悪くても一定期間は起用し続けるというような、ある意味首脳陣の覚悟も必要なのではないでしょうか。
②
これに関してはチームの詳しい内情は分かりませんし、報道されている内容や一部推測にはなってしまいますが、この2,3年立浪政権になってからよく言われていることではあるかと思います。
「令和の米騒動」はもしかしたら普段プロ野球に接することのない方でも耳にしたことがあるかもしれません。
どうしても成績が伴わないとそのような真偽の定かでないようなウワサが出てしまうものです。
ただ1軍2軍のコーチ陣の配置転換がシーズン中にも頻繁にあったことは事実です。
育成や戦術の方針など1年を通してチーム内で話し合い構築されていくものだと思います。
その構築していくはずのメンバーがコロコロ変わってしまっては、その下でプレーする選手達にも一貫した方針を示すことは難しくなってしまうと思います。
プロ野球の球団はどうしても親会社の経営状態の影響を受けてしまったり、新戦力の獲得にどれだけお金を出せるかは球団経営者(=フロント)の意向が強くなってしまったりなど、現場(監督や選手)だけの責任ではありません。
ここまでの低迷の原因は一つではないと思いますし少なくとも私にはわかりません…笑
ただ現役時代「ミスタードラゴンズ」と言われた立浪監督でのこの低迷はファンとしてショックです。
ミスタードラゴンズが満を持して監督に就任した時は、世の中日ファンの期待が爆上がりしたことは間違いないでしょう。
一方で期待の若手が大勢いることも事実です。
投手陣も毎年のように好成績を収めてくれています。
ヤクルトスワローズは2019年、2020年と2年連続最下位でしたがその翌年からセ・リーグを2連覇しました。
来年度監督が誰になるかはまだ分かりませんが、来年こそはまずはAクラス入りを目標に頑張ってもらいたいです!
そして今シーズンもまだ数試合残っています。
来シーズン良い形でスタートするためにも今シーズン良い形で終えてほしいです!
これからも中日ドラゴンズを応援します!