はるひまパパの日常

「家族との時間」と「仕事」の間で葛藤する30代医師の日常です

肩車

植物には全く疎いのですが、キンモクセイの香りはどこか懐かしい感じがして好きです。

どうも、はるひまパパです。

 

長男はパパの肩車が大好きです。

いつ頃か詳しくは忘れましたが、ある時長男を肩車してあげたのをきっかけに毎回「パパ肩車〜」とせがむようになりました。

最近は登園もちゃんと歩いていけるようになりましたが、土日お出かけの時の基本スタイルは肩車です笑

お出かけの時意気揚々と歩き始めたと思ったらすぐに

「もう歩けない〜」

「肩車して〜」

です。

 

平日などパパがいない時は肩車をせがんだりはしないみたいです。

ママ1人の時は長女を抱っこ紐やベビーカーで連れていることが多く、そもそももうすぐ4歳になる長男をずっと肩車するのはなかなか女性には大変です…

そこは長男もちゃんと分かっているみたいです。

 

ただパパと一緒のときはあまりに自分で歩かず肩車ばかりなので

"最近重くなったしちょっときついな…"

"自分の足でちゃんと歩かないと体力がつかないのでは…"

などとよく思っていました。

 

でもある時ママに言われてハッとしました。

『普段平日は朝から晩まで保育園で集団行動をさせられてて(笑)なかなか甘えたくても甘えられないし、土日の一緒にいる時くらい、思いっきり甘えさせてあげたら?』

 

その言葉を聞いて、たしかにそうだよな、と思いました。

 

今はママが育休中のため長男の保育園は短めですが、共働きの時は朝7時半頃から夜は遅い時には19時、20時まで保育園にいることもありました…

下手したらパパよりも働いて(拘束されて)います…笑

 

長男なりに色々な手を使ってパパやママに甘えたりしながら自分の中でバランスを取っていたのかもしれません。

 

それからは

"せめて一緒にいれる土日だけでも甘えたい時は思いっきり甘えさせてあげよう!"

という結論に至り、長男が望む時は極力いつでも肩車をしてあげるようにしています。

 

肩車をしていると

「ここはボクの特等席なんだ〜」

とすごく嬉しそうに言っています。

 

…かわいいです。

 

 

育児において子どもが望むこと全てを満たしてあげるというのは、そもそも現実的に難しいし、時にそれは"過干渉"になってしまったりして本人のためにならないかもしれません。

 

ただ小さい頃は特に

"自分のことを無条件で受け入れてもらえる"

という経験は、子どもの自己肯定感を育むためにはすごく大切だと思います。

 

その手段というか方法は親子によって、また時期によって様々だと思いますが、

今の私たち親子の中ではその一つが"肩車"なのだと思っています。

 

そんな大袈裟なことを考えながら毎度毎度肩車をしている訳ですが、

もう少し長男が大きくなったらもう重くて肩車で長くは歩けなくなるかもしれません。

それに長男の方からある日突然「もう肩車なんてしないでよ」、なんて言われるかもしれません。

 

パパがへこたれるのが先か、長男に愛想尽かされるのが先か…笑

 

そのような日が来てしまうことを少し悲しいなと思いつつ、ちょっぴり楽しみにしつつ、日々肩車をしていきたいと思います。

 

その日が来た時はまたこのブログでご報告させていただきます。笑